孤食の対策〜高齢者、大人編〜
沢山の記事の中から、アクセスしていただきありがとうございます。
以前5つの「こしょく」についてブログ記事を書きました。
その中で孤食は大きな問題となっています。
そこで、孤食について今行われている様々な取り組みや対策をご紹介して行きたいと思います。
ちなみに、「高齢者、大人編」と「子供編」に分けてご紹介していきます。
本日は高齢者、大人編です。
孤食の問題点
以前のブログでも問題点をあげていたのですが、改めて大人の孤食に絞って問題点をあげていきます。
- 栄養素の偏り
- 出来合いのもので済ませてしまう
- 孤独感がある
- 食欲が落ちる
朝日新聞でも取り上げられていますが、特に高齢者に広がっています。一人暮らしの社会人の方ですと、手軽にお友達と食事ができたり、会社の会食などもあるかと思います。比較すると、高齢者の方は、誰かと食事をする機会が少ないのでしょう。
ただ、「孤独のグルメ」の主人公のように、一人で食事をするのが好きな方もいらっしゃると思います。一人で食べても食欲が減ることもなく、栄養バランスもしっかり考えた食事ができれば問題はないのかと思います。
重要なのは、食事をする楽しみがあり、作業化しないことが大事だと思います。
孤食対策
テレビやYouTubeなどを見ながら食べる(食欲対策)
名古屋大学の研究ですと、人の声を聞きながら食事をすることで、一人の食事でも美味しく感じたり、食事の質を高められるそうです。
高齢者の方ですと、テレビやラジオを活用できます。若い方ですと、オンラインで会食をしたり、YouTubeで食事の動画を見ながら食べると良いと思います。大事なのは人の声だそうです。
私は小さい頃からテレビを見ながら食事をする家庭でしたので、無音で食事するのは辛く感じてしまうので、人の声の大切さはすごく感じます。
団地カフェ、地域食堂の活用(食事の質対策)
高齢者向きの対策になってしまいますが…
団地カフェってご存知ですか?団地の一室を活用して食事ができるようになっていたり、お野菜も購入できたりします。大阪府にあるカフェは何度かテレビで紹介されたりして、有名かと思います。数は少ないですが、大阪以外にも団地カフェありますので、ぜひ気になった方は調べて見てください。
地域食堂は、子ども食堂の多世代型で大人も参加できるところです。子供の孤食対策として子ども食堂をやっていた所が、大人まで参加できるように変化しています。地域交流の場としても利用できます。
「シニア食堂」は、一緒にご飯を作って食べることができます。地域がやっている場合もあれば、地域に企業が参加する形もあり様々です。このような食堂ですと、同年代の交流ができ、外に出たり人とお話しする機会ができるのでメリットが大きいです。
これらは、孤食対策として増えてきているので、今後も業態変化をしていきながら発展していくと思われます。
一つ問題があるとするならば…自ら積極的にその場所にいかないとならないので、利用者が偏ってしまうことだと思います。
最後に
まだまだ対策案が少なく、幅広い方の孤食が改善するのは難しいです。ただ今後、特に高齢者の孤食は増えていきますので、孤食について考えなければなりません。身近なところから、自分自身の家族との食事の回数を増やしていきたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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