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日本人の理想的な食事〜一汁三菜〜

沢山の記事の中から、アクセスしていただきありがとうございます!

 

料理が面倒だったり、手間をかけられない時ってほとんど毎日ですよね…

でも健康を気遣うとちゃんとしたもの食べなきゃって思いますよね…

私も基本的に料理することが苦手です。なのでちょっとでも楽したいと思って逃げてしまいます…

 

今日は頑張れるぞっていう日にぜひやっていただきたい、一汁三菜についてお話しして行きます。

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日本人の理想的な食事

日本には四季があり、それぞれの季節に美味しい時期を迎える食材に恵まれています。その季節ごとの食材を調理法に工夫しながらバランスの良い食事を取ることが理想です。

ちなみに旬の食べ物について過去ブログで取り上げましたので、覗いて見てください。

 

ito-itoka.hatenablog.com

 

一汁三菜

一汁三菜とは、日本料理の正式な膳立てである「本膳料理」を簡単にしたもので、現代では和食献立の基本スタイルとなっています。

ご飯、汁物、主菜(1品)、副菜(1品)、小鉢(1品)の5つの器を一人分づつ盛りつけます。

器の配置にも決まりがあり、以下のような形になります。

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  • ご飯・・・左手前
  • 汁物・・・右手前
  • 主菜・・・右奥
  • 副菜・・・左奥
  • 小鉢・・・中央

ご家庭では中々器の配置までこだわって、食事をすることは難しいかもしれません。また、ワンプレートみたいに、一つのお皿に何品か盛れるものもあります。

それぞれの方法で、副菜や小鉢も食事に取り入れていただければ良いかなと思います。

 

一汁三菜メリット

  1. 栄養バランスが整う・・・まんべんなく5大栄養素を摂ることができる。
  2. 食べ過ぎを防ぐ・・・大皿の料理を食べると、自分がどれくらいの量を食べているのかわかりにくくなります。また、好きなものだけ食べることにも繋がります。しかし、一人分づつそれぞれ盛り付けてあることで防げます。
  3. 食事マナーが身につく・・・5つの器を使うことで、持ち上げる動作や箸の使い方、姿勢に気を配ることができます。

 

一汁三菜の基本

  1. 主食(ごはん)・・・ごはん、パン、麺類など、炭水化物が主成分となります。食事改善をしようと思っている方は、まず主食をごはんに代えて、たまに麺類やパンを食べるようにしましょう。日本人の体質にはごはんが向いています。
  2. 主菜(大きいおかず)・・・主に魚介類、肉類、大豆製品、卵を使い、たんぱく質と脂質を補いましょう。この器にも野菜を使うようにしましょう。揚げ物ならキャベツ、焼き魚なら大根おろしなど工夫すると生活習慣病の予防に繋がります。
  3. 副菜(中くらいのおかず)・・・この器では、ビタミン、ミネラル、食物繊維を多く含む食材を使いましょう。野菜やイモ類、豆類、キノコ類などを使い、煮物や炒め物、サラダにするのがおすすめです。主菜で油を使うので、副菜は使わないようにしましょう。
  4. 小鉢(小さなおかず)・・・健康維持に欠かせないのが小鉢料理と言われています。この器では、ミネラルや食物繊維を補います。野菜や海藻類を使い、おひたしや漬物、酢の物などにするのがおすすめです。特に現代人はビタミン、ミネラルが不足していると言われているので、小鉢料理で毎日少しずつ摂るように心がけましょう。
  5. 汁物・・・カツオ節や昆布のだしで旨味を取り入れましょう。顆粒だしは便利ですが塩分を摂り過ぎてしまうので、なるべく天然だしを使いましょう。また、おかずに入れられなかった野菜などを使うと楽です。

このようにそれぞれの器にバランスの良い栄養素が摂れるようになっています。

毎日手間をかけて一汁三菜の献立を考えるのは、難しいと思いますので、気が向いたときに試してみてください。

我が家は、副菜や小鉢料理をまとめて作って冷凍保存もしています。そうすると主菜と汁物を作るだけでいいので、意外と楽できています。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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