アレルギーと一緒に暮らす

生活を楽しくするヒント

卵アレルギーの人には朗報?!

 

おはようございます・こんにちは・こんばんは

 

アレルギーについて大きな動きがありましたので、食物アレルギーについてお話ししたいと思います。

 

まず、食物アレルギーとは、食べ物を食べることによって引き起こすことです。

症状は、下痢、嘔吐、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、喘息、気管支炎などがあります。

症状については、食べたものやその時の体調によって個人差があります。

 

主なアレルゲンは、三大アレルゲン(卵、牛乳、小麦)や大豆、魚介類、果物類、種実類、そばなどがあります。

 

2001年に厚生労働省は加工食品のアレルギー表示制度として食品衛生法を定めました。その後、消費者庁が発足し、2015年に食品表示法へと引き継がれました。

食品表示では、特定原材料(7品目)と特定原材料に準ずるもの(21品目)の計28品目が対象表示となっています。国は3年ごとに表示項目を検討するため、調査を行っています。

 

ただ、加工食品にはアレルギー表示の制度はありますが、外食などにはありません。そのため、アレルギーを持っている人は充分に注意が必要です。

個人的なことなのですが…アレルギーを持っているため今まで行ったことのないお店での食事はかなり神経を使います。店員さんに注文しようと考えている料理に、アレルギーとなるものが入っているか聞きます。ごく稀に、実際に注文し目の前で料理を見たら、アレルギーのものが入っていて食べられないことがあります。その場合は、連れの人に食べてもらいますが、口の中に入れてから気づくこともあります。そうなったら、心苦しいですが、食べるのを中断し、薬を飲みすぐに帰宅するようにしています。

このようなことが起きないように、外食はいつも決まったお店で決まった料理を食べるようにしています。

最近では大手のファミレスチェーン店などのメニューに、アレルギー表示をしていたり、個人店などでは、席に着いた時点でアレルギーの有無を確認してくださるお店が増えています。これは私が実際に経験したことなので、他にも沢山アレルギー対策されているお店があると思います。本当にありがたいことで、昔に比べ気兼ねなく外食できるようになってきました。

 

そして先日、広島大学とキューピーによって、食物アレルギーの原因となる特定のタンパク質を含まない卵を開発したと発表されました。

www.nikkei.com

 

この記事にもあるように、卵アレルギーの原因は主に、卵白にあります。加熱方法により、アレルギー性を低下させることができます。しかし、オボムコイドだけは、加熱してもアレルギー性質が残ってしまいます。今回の発表では、オボムコイドを含まない卵を、ニワトリが産むことに成功したとのことです。

今後この開発された卵の実用化が進むことで、卵アレルギーの方々が卵を食べれるようになります。その時には、かかりつけの先生と相談も必要になるかと思いますが、多くの卵アレルギーの方が救われるのではないかと思います。

そして卵だけではなく、その他の食物に関しての研究が進むことを願っています。

 

ここまで長文になりましたが、目を通していただきありがとうございました。

アレルギー持っている方もそうでない方にも、何か食に関して考えるきっかけになっていただけたら、幸いです。

今後もアレルギーに関して、気になる情報ありましたら、記事にしていきたいと思っています。お時間あるときに、たまに覗いて見てください…

 

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また次の記事まで、さようなら〜

 

参考文献 ヘルシー&ビューティーフードアドバイザー資格 公式テキスト

食品表示法について参考URL↓

https://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-202008_12.pdf