アレルギーと一緒に暮らす

生活を楽しくするヒント

食物アレルギーとは

沢山の記事の中から、アクセスしていただきありがとうございます!

 

本日は、食物アレルギーについて説明させていただきます。

以前卵アレルギーに関する記事を書いたときに簡単に説明をしています。

 

ito-itoka.hatenablog.com

 

今回はもう少し詳しく書いていきます。

 

こちらを参考にまとめました

www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp

 

 

食物アレルギーとは

アレルギーの原因は、花粉やダニなど様々あります。食物アレルギーは食べ物によってアレルギー反応が起こることです。

 

食物アレルギーの原因

体の中には、ウイルスや細菌が入ってきた時に抗体を作って排除する免疫という仕組みがあります。これと同じ仕組みで、ダニや花粉食べ物に対して抗体を作ってしまうことがあります。

アレルギーの場合は、アレルゲン(アレルギーを引き起こす物質)が体内に取り込まれた時に、lgE抗体(アレルギー反応を起こす抗体)が作られてしまいます。そして再度そのアレルゲンが体内に入ってきた時に、抗原として反応し、マスト細胞から出る化学伝達物質がアレルギー反応を起こします。

 

主な症状

蕁麻疹、咳、呼吸困難、目のかゆみ、腫れ、くしゃみ、鼻づまり

意識障害を起こすアナフィラキシー、ひどい場合は亡くなる方もいらっしゃいます。

 

食物アレルギーの種類

  1. 即時型食物アレルギー・・・食べ物を摂取してから30分から2時間以内に全身に蕁麻疹や咳、嘔吐、下痢などの症状が出ます。アナフィラキシー症状を起こす場合もあり、意識障害やひどい場合は亡くなる方もいます。
  2. 乳児アトピー性皮膚炎・・・乳児期アトピー性皮膚炎の合併によって引き起こります。アトピー性皮膚炎の悪化が見られる場合は、医師に相談した方が良いです。
  3. 口腔アレルギー症候群・・・原因物質の多くは果物で、唇や口の中の粘膜にかゆみや腫れを引き起こします。花粉症を持った方は注意が必要です。
  4. 食物依存性運動誘発アナフィラキシー・・アレルゲンを食べたあと2〜4時間以内に運動した時に症状が出るのが特徴です。小学校高学年から大人に多く、運動前後に食事などは控えたほうが良いです。
  5. lgE抗体の関係しない食物アレルギー・・・即時型とは違い、発症までに数時間時間がかかるので、遅延型と呼ばれることが多いです。

治療

食物アレルギーは症状を出なくするための治療はありません。

そのため、日常生活ではアレルゲンとなるものを食べない「除去」という方法でしか防げません。ただ、知らずに口にしてしまう場合は少なくありません。その時には抗ヒスタミン剤の服用や病院で処置をしてもらうことになります。

 

最後に

食物アレルギーといっても様々な種類があります。症状は個人差があり、軽症の場合もあれば、死に至ることもあります。

ただ、自分自身の経験や他の方の体験談、学校の給食で誤って食べさせてしまったニュースなどをみると、実際にアレルギーのない人にとっては理解の難しいことだと実感します。ただ、アレルギーを持つ人が増えているので、少しでも多くの人がアレルギーに対する正しい知識を持って欲しいと思います。

もしかして軽い症状でもアレルギーがあるかもと思ったら、食べたもの、食べた環境を記録したり、覚えておくといいと思います。アレルギーの原因を気づくきっかけになりますし、不調やむくみを解消できる場合もあります。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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